書籍紹介:政治の哲学(橋爪 大三郎)

 投票前に一読することをお薦めします。とても解り易く助かります。

 社会の仕組みを支えるのが政治だ。政治が失敗すると、自由も幸福も壊れかねない。政府、議会、安全保障、年金など、政治の急所がみるみる分かる画期的入門書!

 【ポイント】

 投票まで日が無いので

 「第1講 政治の哲学」「第2講 市場」だけでも大変役に立ちます。特に「政治的立場の見取り図」は、下記の2軸を基に「政治的立場」を整理しています。「個々の政策論」の考え方(※哲学)が大切です。

 ・市場(資本主義経済)を否定するのか、それとも、それを認めるのか。

 ・市場に、政治が介入しないほうがいいのか、介入すべきなのか。

 

 第1講に記載されている

 「ひとりでも多くの人びとが、政治の原理を踏まえて行動すれば、この社会を確実に、よくすることができるのです。」

 賛成です、諦めたら「後悔」します。

参考に、第2講以降は、

 第3講 政府、第4講 議会、第5講 政党、第6講 安全保障、第7講 教育、第8講 年金、第9講 医療保険、第10講 家族、第11講 自由

【私のおもい】

 第10講に記載されている

 高齢化は、社会の資源をより多く、介護や医療にふり向けなければならないということです。介護は、効率の悪い人的サービスで、経済にとってプラスにならないと考えられてきました。けれどもそれは、ホーム・オートメーション※1を発展させる、大きなチャンスともなります。もしも、世界でもっとも極端な高齢化を迎える日本が、これを産業化できれば、人類にとっても大きなプラスを生み出すでしょう。

 人口が増え続けるかわりに、どこかでピークを迎え、その後は減少に転じる。すべての人々が貧困を脱し、教育を受け、仕事につき、満足な生活を送ることができるためのシナリオを、実例として日本が提供できるのです。

※1 食事の用意、あと片づけ、掃除・洗濯から健康管理まで、家事の一切を人口知能とロボットが仕切ってくれる。これが、ホーム・オートメーションです。

 実現する将来に向けての「目標」としては如何?

以上です。