以前掲載していた記事の表示が壊れていたので修正して再掲載しました。
【アマゾンの紹介内容】
新自由主義の浸透によって格差や貧困,環境破壊が拡大し,人間の生きる場が崩されている.あらゆる決定を市場と為政者に委ねてよいのか.いまこそ人びとの共同意思決定のもと財政を有効に機能させ,危機を克服しなければならない.日本の経済と民主主義のありようを根源から問い直し,人間らしく生きられる社会を構想す
参議院選挙での論点となった「社会保障改革」(※消費税を含む財源)に関して、基礎知識としてお薦めします。特に「第4章 人間の未来に向けた税・社会保障の転換―いま財政は何をすべきか」は投票前に一読しておくと良いと思います。
●社会保障改革に関しては、下記の節が参考になります。
・「社会保険国家」から「社会サービス国家」へ
・「全世代型社会保障」の光と影
(ライフサイクルでみた社会保険および保育・教育等サービス
の給付と負担のイメージ)
(スウェーデン財政の世代別租税負担と給付)
・現物給付なき高齢者福祉の悲劇
※キーワード:『「社会保険国家」から
「社会サービス国家」へ』
●税と社会保険料に関しては、下記の節が参考になります。
・資本に軽く、労働に重いという「逆差別性」
・利益原則にもとづく消費課税
・「小さな政府」の逆進性
(所得階層でみた税・社会保険料の負担構造)※「1億円の壁」
・「大きな政府」の逆進性、「小さな政府」の累進性
(国民負担率(対国民所得比)の内訳に関する国際比較)
(OECD加盟国の租税負担率の推移/日本の租税負担率の推移)
は、把握して損は有りません。
以上です。
