書籍紹介:金融大崩壊「アメリカ金融帝国」の終焉(水野和夫)

またまた古い書籍の紹介です。今回紹介するのは2008年12月10日(今から17年前)に発行された本です。
リーマンショックが起きたのが2008年9月15日です。
まさにリーマンショック後の「世界金融危機」が主題です。

内容は、米国型「投資銀行」ビジネスモデルの崩壊後の世界です。【第5章「アメリカ金融帝国」終焉後の世界】で、いくつかのポイントが記載されていますが、「ドルの下落」の話も当然出てきますが、「ドル基軸体制の終わり」が語られています。

とすると再びのゲスの勘繰りで、両方を合わせると双子の借金をチャラにするゲームの開始となります。

「弱いドル」+「関税」と「米国国債」の交換(国債を引き受けた方には、関税の方は考慮しますよ)。(この「取引」は新たな国債発行時に何回でも使えます)

まあ、こんなバカなゲームは、無いと思いますが、シマウマとしての考察です。

以上です。