テクノロジストのひとり言⑦(番外)

 「ドット型国家」の骨格が見えてきたので、問題点の洗い出しの為に地元(東京都立川市:人口/19万人、面積/24.36平方キロメートル)で考察してみました。

注)城下町ではないのですが…

具体的には、下記のエリアを意識して街づくりを考えました。

【特区① 広域防災アリア】※これは「国の管理下」為枠外。「貴重な財産」
立川広域防災基地陸上自衛隊立川駐屯地昭和記念公園

【中核エリア】
市役所(警察/消防)等の行政施設、学校、図書館、公民館、体育館等の公共施設(公有地)
⇒ほぼマップで示した「黄色丸で囲ったエリア」で対応出来ています。

【子育て・福祉エリア】※コミュニティ化の本丸です。

病院、診療所、高齢者福祉施設。及び左記を職場とする職員の居住エリア(※職住近接)(高齢者向け居住エリア含む)※住居は公的住宅とする。(公有地)

※立川病院+健生会ふれあい相互病院+川野病院+立川相互ふれあいクリニック+たましんRISURUホール+子ども未来センター・立川まんがパークを中核としたエリアで現時点で、多数の高齢者福祉施設が存在する。西国立から柴崎体育館駅までのエリアで、立川市市営住宅 錦町住宅(48戸)、UR都市機構国立富士台(1,959戸)の居住エリアを持つ。

⇒UR都市機構国立富士台を除けば「赤い丸で囲ったエリア」でここのコミュニティ化が中心となります。「歩いて楽しめる」からは「遠い」レベルです。

【特区② 商業集客エリア】※このエリアは、従来開発継続

立川駅周辺(特に北口~立飛駅までの商業施設、集客施設昭和記念公園を含めたエリア)北口側:ルミネ、グランデュオ、伊勢丹高島屋SC、GREEN SPRINGS、IKEYA、ららぽーと立川立飛等、南口側:タクロス、アレアレア等で「緑の丸で囲ったエリア」で対応できます。

※駅周辺(南北)商店街は、商業集客施設との相乗効果を意識して設計。

【商業エリア】

立川駅周辺以外(羽衣町、富士見町、若葉町)の商店街は、「買い物難民」、「コミュニティの場」(※居住者の消費生活を支える施設) 及び経営者(家族)・従業員の住居エリア(職住近接)設計。

【南北外郭エリア】※エネルギー・食料は、「広域」/長期対応

※南の多摩川を、スポーツ施設(柴崎体育館+河川敷運動場+多摩川サイクリングロード)+遊興施設と水力発電、周辺の畑を食料/太陽光発電で利用する。北側の玉川上水も散策エリア+遊興施設と水力発電、周辺の畑を食料/太陽光発電で利用する。「青い丸で囲ったエリア」が対応します。 


図1。立川市「ドット型国家」構想マップ

「ドット型国家」を構成する「核」にはなりそうな気がします。(まあ、ブレイクダウンの為の叩き台ですが…)かつ、情報がローカルで見えないとは思いますが、備忘録です。

以上です。