ありがたい「書籍」です。
斎藤幸平氏の書籍は、以前「セロからの資本論」を紹介しましたが、本書は、現在(「人新世」=環境危機の時代)を「マルクス(資本論)」から読み解いています。
【私の思い】
一番強力な「資本主義経済」の根幹への挑戦者は、「マルクス」だと思います。この思想(『資本論+晩年期の思想』)をを古典としてではなく、直面する「気候変動」への提言として書籍化しています。感謝です!!
ちなみに、私は、<コモンズ>をキーワードに読み解いています。
第4章:「人新世」のマルクス
地球を〈コモン〉として管理する/〈コモン〉を再建するためのコミュニズム/新解釈! 進歩史観を捨てた晩年のマルクス
第6章:欠乏の資本主義、潤沢なコミュニズム
貧しさの原因は資本主義
※<コモンズ>は、カール・ポラギーの「3つの擬似商品」の取扱いに関して、【中核課題】です。
以上です。