さて、今後も書籍紹介は続けていきますが、私が何の意図をもって「書籍」を読んでいるかをこの辺でお伝えしたいと思います。
結論から言うと『ポスト資本主義の中での日本の姿』を知りたいからです。
その為の情報を集めています。まだまだ漠然していますが、以下の点が骨組みになります。
★「地球温暖化」「エネルギー問題」「少子高齢化社会」「金融再構築」に対応する「現在の【資本主義】」からの「大転換」です。
→従って当然、カール・ポラニー氏の指摘する
〇近代の経済学は、擬制商品(労働、土地(自然環境)、貨幣)が本来商品と全く同じように機能すると言う間違った前提に立っているとしている。
の「間違った前提」を正す経済学の理解です。
さらに
〇19世紀文明(自己調整的市場を母体にバランス・オブ・パワー・システム、国際金本位制、自由主義国家)の誕生とその興隆、そして20世紀前半におけるその滅亡の物語です。
に対応する『21世紀文明の物語』の考察です。
脚本は、ケイト・ラワース氏の「ドーナツ経済」です。
《現状把握として》
『世界秩序が変わるとき 新自由主義からのゲームチェンジ(齋藤 ジン)』をベースに
※世界インフレと戦争(中野 剛志)
※それでもなぜ、トランプは支持されるのか(会田弘継)
※中国不動産バブル(柯 隆)
《主要課題の基礎知識として》
「地球温暖化」「エネルギー問題」「少子高齢化社会」「金融再構築」
の基礎知識として
※エネルギーをめぐる旅(古舘恒介)
※教養としての社会保障(香取照幸)
※ゼロからの『資本論』(斎藤幸平)
※未来の地図帳 人口減少日本で各地に起きること(河合 雅司)
※人口減少社会のデザイン(広井良典)
※ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉
(リンダ・グラットン )
※奇跡の社会科学(中野剛志)
を位置付けています。
本記事は、頭の整理の為の「ひとり言」として理解頂ければ幸いです。